本学教職員組合が発足して半世紀が過ぎました。組合発足当時は、労働条件も不明確で、個々人の俸給額についても確たる規準がない状態であったと聞いています。「雇ってやるから黙って働け」式の有無を言わさぬ姿勢と推測されますが、残念ながら、その経営意識は未だに本学に蔓延しているようにも思えます。
教職員組合は、このような旧態依然とした職場体制を打破するために活動してきましたが、そればかりでなく、学内唯一の経営チェック組織としても機能してきたと自負しています。大学を取り巻く環境が劇的に変化している現在、私たちは常に、社会から認められ、求められる大学を構築していかなければなりません。そのために、人的資源である私たち自身が、安心して存分に活躍できる職場環境の整備構築は不可欠です。組合の存在と活動の意義は、その意味で重要なことと思われます。
このウェブサイトには、これまで組合活動を支えた諸先輩方の永年の努力の成果が、理事会との協定その他の形で掲載されています。ご覧になる皆様には、このサイトを大いに活用していただき、そして、今後とも組合活動に対する一層のご理解とご支援をお願い申し上げます。
教職員組合執行委員会
執行委員長
東北学院大学教職員組合は、1959(昭和34)年10月30日の発足以来、キリスト教主義に基づく東北学院大学の発展に資することを目的として、組合員の労働問題、待遇改善などに取り組み、2019(令和元)年に60周年を迎えることとなりました。現在、約350名の組合員とともに、「明るく働きがいのある職場」づくりの確立のために、力をあわせて日々努力しております。
つきましては、教職員の皆さまの更なるご支援とご協力をいただきたく、ここに組合への加入をご案内いたします。
加入を希望されます方は、下記の組合加入願に必要事項をご記入の上、最寄りの執行委員又は教職員組合室(土樋キャンパス・5号館1階北側)に提出してくださるようお願い申し上げます。